墓じまいでお困りごと、トラブルにあわない為に

親族間のお困りごと、トラブル

お墓じまいは、家族だけでなく親族にも関わる事です。特に誰がどのくらい費用を負担するのかについて「話がまとまらない…」とお困りになる場合も散見されます。ご親族でお話しがまとまらない場合は、司法書士や弁護士などの専門家に相談をする方法もあることを知っておくと安心です。

お寺の檀家を離れる時(離檀)のお困りごと

寺院の墓地にお墓がある場合、ほとんどの方が檀家としてお世話になっているのではないでしょうか。その際に気になるのが檀家を離れること(離檀)についてです。場合によっては「お墓じまいをし、その後、別の施設にお骨を移すとお寺に伝えたところ、”離檀料”として100万円を請求された」というケースもあるようです。そういった場合は、決して一人で悩まずに、その宗派の総本山や、弁護士、司法書士など、第三者に相談をしましょう。

お墓じまいのお困りごと よくあるご質問 Q&A

Q 田舎にお墓を持っていますが、将来も帰る予定がありません。お墓じまいをしないで、そのままにしておくと、どうなりますか?

お参りされないお墓そのままにしておくと、管理ができないので雑草も生え放題で汚れもたまり、お墓が荒れてしまうことは想像いただけると思います。お寺の墓地であっても地域の墓地であっても、目に見えて荒れていくお墓を日々目にされている周辺の方は、心苦しく思われるかもしれません。まわりの方やお寺様との関係性にも影響を及ぼしてしまいかねません。ですので何もせずに放置しておくと、いずれ弊害が生じてくる可能性は考えられます。

 

Q 田舎のお寺にあるお墓を墓じまいしようと思っています。離檀料の相場を教えてください。

「離檀料」とは、一般的には檀家を離れる時に包むお布施のことを指していることが多いです。今までお寺様にお世話になったお礼としてお渡しする感謝の気持ちと思われます。これまでにご対応してきたお客様にお伺いすると、「離檀料」という言葉を使うことなく、「お気持ちで結構です」とおっしゃるお寺様もたくさん見てきました。そのため、相場という考え方は難しいかと思います。

寺院墓地でのお墓じまいの際は、お寺様に魂抜きをしていただくことになります。その読経に対するお礼を、最後のお布施として受け取ってくださるお寺様も多数ありました。いずれの場合も、これまでお世話になったお寺様ですので、お墓じまいをしようと思われたときには、まずは率直にお墓じまいを考えている旨を相談し、その理由も丁寧にお話されるのが良いと思います。

 

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