さいたま市営霊園思い出の里芝生墓地にて、艶やかで高級感のあるインド産MUのお墓を建立!

さいたま市内をはじめ、蓮田市、上尾市、春日部市、川口市など埼玉南部一円にてお墓のお仕事をしております、有限会社石の富士家の安部です。さいたま市営霊園思い出の里芝生墓地にて、艶やかで高級感のあるインド産MUのお墓を建立させていただきました!

 

さいたま市営霊園思い出の里 インド産MU

さいたま市営霊園思い出の里の芝生墓地 令和6年度の募集に当選されたお客様から、お墓の建立をご相談いただきました。近くにお住まいの方で、当社のホームページをご覧になり、思い出の里での施工実績が多数あることからご連絡をくださったようです。

まずは「図面と見積もりをお願いします」とご依頼がありましたので、ご自宅へお届けしてから、ご一緒に現地を見学しました。その場で石の特徴や彫刻方法等をご紹介し、建立工事をお任せいただけることになりました。

 

工事前の様子です。思い出の芝生墓地では、コンクリートカロートの上にコンクリート製の蓋石が既設されていて、この上にお墓を設置することになっています。奥はお墓の台座になるところで、手前はカロート(納骨室)の蓋石です。右手前は区画番号が記載されています。募集の際は、返還墓地でも必ずこの蓋石は新品に交換されるようになっています。

 

工事が始まりました。奥の部分に台石を設置しています。ボンドを塗布して接着します。

 

台石は、奥の棹石を設置する部分が高く設計されています。

 

台石の上に棹石を設置します。ラジコン付きのクレーンを駆使してしっかり据え付けていきます。

 

棹石手前に一体型の水鉢と花立、蓋石の上に拝石と香炉を置いて、工事完了です。

 

高級感のある艶やかなお墓です。今回使用した石は、インド産のMUという黒御影石です。MUは真っ黒に近く、石目も目立たないのが特徴です。艶があって水も吸いにくく、インドの黒御影石の中でもとても品質の良い石です。

 

正面のご家名は行書体をお選びいただきました。楷書・行書・隷書の3通りでご提案した中から、漢字のバランスがとても良い行書体を気に入っていただけました。

また、彫刻は「二度彫り」で仕上げました。二度彫りは、彫刻面が浅く彫られているのが特徴です。文字がはっきりするので読み取りやすいだけでなく、汚れが溜まりにくいというメリットもあります。芝生墓地では、棹石正面が斜めにカットされていることがほとんどなので、通常の深く彫り込む素彫りでは、文字の中に雨水などが溜まってしまい、汚れも付きやすくなります。二度彫りなら将来的なメンテナンスも楽で、芝生墓地では特に人気の彫刻方法です。

 

花立の前面は家紋を彫刻しました。棹石から花立、香炉と、緩やかな丸みのあるデザインです。統一感があるだけでなく、水やごみが溜まりにくいというメリットもあります。あわせて角に少しアールをとり、真っ黒でも冷たい印象にならないように仕上げました。棹石下の台座の形状を工夫しているので、お花を供えたときに彫刻ができるだけ隠れないようになっています。

 

お客様は「四十九日の法要に間に合えば・・・」と心配されていたのですが、ご納骨までにお墓が完成し、集まったご家族皆様に喜んでいただくことができました。このたびは、数ある石材店の中から当社にお墓工事をご依頼いただきまして、ありがとうございました。とても素敵なお墓に仕上がり、喜んでいただくことができて大変うれしく思っております^^ お墓のことで何かお困りの際は、いつでもご連絡くださいませ。今後ともどうぞ末永くよろしくお願いいたします。